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国道駅(非廃墟)

正月休みをもらって、機会ができたので
国道駅に行ってみることにした。

鶴見駅から鶴見線で一駅
生ける廃墟(?)国道駅に到着。

到着した感覚としては、平成の世とは
少しかけ離れた世界だと思った。

改札
山梨県民としては、おなじみの無人改札。
この雰囲気が僕は好きです。

ガード下
どこか脳裏に浮かんでくる、初めて来たのに
昔、来たことがあるような懐かしい風景。

1930(昭5)年の開業当時から
変わらない風景らしい。

太平洋戦争時につけられた米軍の機銃掃射痕。
戦争は嫌ですね・・・

暗闇のガード下
外からの光が眩しい。

暗闇を点々と照らす水銀灯は
どこか物寂しい。

駅の入り口
どこか、忘れ去られたものを思い出させてくれるような雰囲気ですが、右にある何とも言えない落書きのようなアートのようなものが、
少し残念。

この部分も機銃掃射の跡らしい。

外観はツタに覆われている。
これだけ見ると、西洋の洋館に
類似している気もするが、
窓枠が日本らしさを出している。

他の用事もあるので、このへんで撤収。
昭和5年開設の国道駅。
今なお横浜、川崎市民や工業地帯の従業員の足として働き続けています。
一昔前まで旧型国電や国電が走っていたという、生ける昭和だった路線。
その中でもより一層歴史を感じさせる、この駅舎は、戦火に耐えた歴史があり
開設時と変わらないそうです。
87年(当時)もの間、鶴見区を見てきた
この駅。その眼には何が映るのでしょうか?
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