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セレモニーホール S
2F
二階への階段
一応足元にも配慮しながら進む。
休憩室
おじさま・おばさまがよく故人の
思い出話をしている印 象がある
荘厳な雰囲気を醸し出す、黒い合皮の椅子･･･
こじんまりと置いてある角テーブル･･･
ホワイエには、書状のようなものや
近隣の出土品のようなものが展示してあった
土器の一部・仏像・民芸品…
セレモニーホールに必要なものなのだろうか･･･
法事場
質素な会議用机にはクロスが敷かれ、
パイプ椅子もそのまま。
神棚までそのままだ。
ほんの数時間前まで葬儀が行われていたのだろうか。
しかし、ここは廃墟である。
廊下の天井の崩落が始まっていた。
ネガティブ習字
醜悪 憎悪 災悪…
達筆ではあるが、場所が場所なので
気味が悪い。
宿泊用の小部屋のひとつ
若かりしころのマー君の写 真が貼り付けてあった。
遺影だ…
何故か目から血を流していた。
誰かが落書きし たようだ。
二階の配膳室は乱雑としていた
謎の猫砂
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